FromMiyakoの日記

雑多。押し入れ。

俺を好きなのはお前だけかよ

全てのラブコメを、過去にする。

 

原作:駱駝、監督:秋田谷典昭、制作:CONNECT

現状は、アニメまで。

華麗だった。

1話1話に無駄がなく。というのが蒲公英が出てきたあたりまでの感想。

パンジーとホースの話あたりからは、如雨露がこれまでしでかしてきたことと同じ道を取っているようなというか鏡写しを見せられているかのよう。

正しい。この単語が、周囲に対しての誠実さ・正しさを指し、本意とはそれているというところは納得した。が、パンジーが自分の本意を相手にぶつけていないこともそうだし、チェリーも月見も傷ついてでも成し遂げようって感じがないままだし、ホースはやっと乗り気になってきたかなーみたいなとこで終わった。相手を悲しませない・傷つけないために自分が傷つくようなことが許せないのなら徹底抗戦でボコボコにしてほしい。最後の決着をわざわざあの戦いにしたところが腑に落ちないというか、1個勝負事を挟む理由がよく分からなかった。ちょっと待てで割って入って盛大に告白して攫って行って御終いかと思ってた。それだと諦めてくれないからでしょうか。なんてこと思っていたら結末はOVAに繋がると。

半端に終わってしまった。後の方になればなるほど特異点でのイベントと好きになり方が適当だったような気がしないでもないけど、1度裏切りの様相を目の当たりにしてからは、物語と展開と登場人物の行動1つ1つに裏があるかと試行錯誤して見られて楽しかった。お陰でホースがパンジーの過去に関係のある相手だったのだろうことにはすぐに気づけた。

きっと、女の子に付いている花のニックネームと、男に付いている水をあげるための道具、親友に太陽という名前が付いているのには大きな理由があるんだろうけど細かいことは気にしない。OVAがAmazonPrimeで見られるようになったら事の真相を追いかけたい。